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年 | タイトル | 初収録シングル | コメント | |
1975 | あおぞら | 二重奏(デュエット) | 記念すべき岩崎宏美のデビューアルバム。 「あおぞら」というタイトルが付けられた。 「あおぞら」という楽曲はないが、彼女の伸びやかなうたごえが「あおぞら」に突き抜け、すばらしい爽快感を得ることが出来るアルバムだ。 どの曲もすばらしい出来である。 ジャケットはおでこ全開だったが以後おでこを見せることはなくなる。 |
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ロマンス | ||||
1976 | ファンタジー | センチメンタル | アルバム2作目は、当時のディスコブームに乗って制作されたアルバムだ。 「ゴー!ゴー!ゴー!糸井五郎です。」で有名な人気DJ糸井五郎氏をMCに起用し、すべての楽曲が繋がり軽快にダンスフルに進んでいく。 小刻みなリズムと彼女の伸びやかな歌声が見事にマッチングした。 彼女のベストアルバムであることは間違いないが、それ以上に作曲家「筒美京平」のベストアルバムといってよいだろう。 |
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ファンタジー | ||||
飛行船 | 未来 | 「飛行船」と名付けられたこのアルバムは、雰囲気はデビューアルバムに回帰しているがアルバム「ファンタジー」の流れもあり楽しめる。 短調の曲もすばらしい表現力で歌いこなしている。 |
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1977 | ウイズ・ベスト・フレンズ | 悲恋白書 | 筒美京平が中心だったアルバムから離れ、いろいろな楽曲が集められている。 大学のキャンパスのイメージが歌われ「学生街の四季」や「パパにそむいて」など見事な歌唱力で非常に印象深い。 |
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思い出の樹の下で | ||||
思秋期から…男と女 | 思秋期 | 思秋期が大ヒット。イメージとしては年上の男性との恋愛、そして別れを歌っている。 もうひとりの育ての親阿久悠が全曲作詞。作曲は三木たかし、川口真、大野克夫が4曲ずつ提供。 シャンソンぽいアンニュイさも加わった。 |
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1978 | 二十才前… | 熱帯魚 | 二十歳を迎えるに当たっての記念アルバム。A面はリズミックで初期の雰囲気。そしてB面はこれからの宏美をイメージして大人の雰囲気。 「今様つづり」などのちの「WISH」や「緋衣草」へつづく。 |
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二十才前(アルバムバージョン) | ||||
パンドラの小箱 | シンデレラハネムーン | アラビヤチックなコンセプトを持ったアルバム。 一年後シングル「万華鏡」はこのアルバムコンセプトをイメージして作られた。 |
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ハムレット | 小田島雄志演出のロックミュージカル「ハムレット」のオフィーリヤ役に抜擢。 ハムレットは歌謡曲系ロック歌手桑名正博を起用。 以前から宏美の歌声に惚れ込んでいた小田島は宏美のコンサートでオフィーリヤ役を確信。「君しかいない」と叫んだそうだ。 これはそのときの貴重なライブ盤。 |
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Album | 「ALBUM」というタイトルは懐かしいフォトアルバムという意味だと思う。 日本の童謡・唱歌を丁寧にそして情感たっぷりに歌い上げている。 当時の若手歌手では彼女しか表現できないアルバムだった。 |
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1979 | 恋人たち | 思い出さないで | コンサートでは自分の持ち歌以外に米国のポップスを歌うことが多かったが、ここではヨーロッパのポップスを中心に歌い上げている。 上品な作り。 この中の「思い出さないで」はたしか愛川欣也の奥さん「うつみみどり」の楽曲でほとんど売れなかったが、のちに宏美がシングルカット。ヒットした。 |
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10カラット・ダイヤモンド | ヨーロッパ・パリの哀愁を漂わせるエキセントリックな作り。しかしヨーロッパビート風のアップテンポな曲も。 難しい楽曲が多いが歌いこなしている。 |
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ライブ&モア | 万華鏡(アルバムバージョン) | 2枚組でABC面がライブ。D面がスタジオ録音という珍しい作り。ライブでは思い出の曲「あなた」が聞ける。 スタジオ録音では前作「10カラット・・・」の雰囲気を残している。 万華鏡は<お化けの声>で話題に。このアルバムバージョンでは、ミキシングし直した。 |
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1980 | Album U | 78年の「ALBUM」が大きな話題となったため、その続編が作られた。 今ではCDで、二つのアルバムをあわせて売られている。 |
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シンフォニー | 日本フィルハーモニーとの競演が話題に。 当時のアイドル歌手でクラッシックフィルと競演が出来るのは宏美以外に考えられない。 彼女は40度近くの熱があったそうだが、私は彼女の歌声を間近に感じ、感動した。 私が所有しているのはLPより収録曲が多いカセット版。 |
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WISH | 女優(アルバムバージョン) | 初の海外ロサンジェルスにおける録音盤。 軽いカントリーソングの味わいもある。 筒美京平のピアノも聞ける。 |
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1981 | 恋待草 | 一転、日本的な雰囲気。しかし「ALBUM」を発展させたとの考え方もある。 植物から題材をとったコンセプトアルバム。 |
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すみれ色の涙から・・・ | すみれ色の涙 | 前作の雰囲気を踏襲しながら、しかしすべてカバー曲で構成されたアルバム。 ブルーコメッツの「すみれ色の涙」をカバーしたところ大ヒット。 しばらくヒットから遠ざかっていた彼女が街のレコード屋を一軒一軒回って売り出したことが実を結んだ。 |
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EXCEL ONE | れんげ草の恋 | 彼女の意図しない形で出されたベスト盤と言われている。 が、彼女はアルバムとシングルを分けて発表していた時期で、貴重な編集盤であった。 また、アルバムで採用されなかった楽曲も収録されており、今から見るとかなりのレア盤である。 |
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あざやかな場面 | ||||
霧のめぐり逢い | ||||
リサイタル’81 | ライブの前半は「舞鶴」をイメージした一人ミュージカル。 後半は一転ヒット曲中心の作り。 |
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1982 | 夕暮れから…ひとり | 聖母たちのララバイ | 火曜サスペンス劇場の主題歌となった「聖母(マドンナ)たちのララバイ」が発売前からとても大きな話題に。 最初は発売するつもりは全くなかったらしい。 当時ドラマのBGMは軽視されており、パクリも多かった。 これも、1980年の米映画「ファイナル・カウントダウン」のパクリだった。 しかし詩と彼女の歌声・表現力が凄まじく、発売するやいなや大ヒット。 すぐに盗作問題に。制作者側はそれを認め、作曲者欄は共作という形になった。 アルバムは該当曲があまりに強力で他の印象が薄い。 |
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檸檬 | ||||
Love Letter | 全曲彼女が作詞を手がけた私的なアルバム。一部作曲もしている。 母のふるさとも深川。親近感を抱いた。 良美について歌った「やさしい妹へ」が泣かせる。 |
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1983 | 私・的・空・間 | 素敵な気持ち | すべて宏美のことをよく知っているスタッフが非常に丁寧に制作したアルバム。 | |
真珠のピリオド | ||||
Disney Girl | 米国での音楽で育ったといえる宏美が気持ちよくカバー曲を歌っている。 | |||
1984 | ダル・セーニョ | ドリーム | 純粋なベスト盤。しかし、彼女自身で歌を吹き込み直した楽曲も多い。 シングル発売順に構成。「ダル・セーニョ」の意味通り「初心に返る」という気持ちが表れている。 アルバム初収録楽曲も多い。 ボーナスシングル「そばに置いて」付き。 |
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さよならの挽歌 | ||||
春おぼろ | ||||
夏に抱かれて | ||||
スローな愛がいいわ | ||||
銀河伝説 | ||||
摩天楼 | ||||
胸さわぎ | ||||
家路 | ||||
I Won't Break Your Heart | LA録音のオリジナルアルバム。意欲的に現地のミュージシャンを使い楽しげに歌いこなしている。 | |||
1989 | 誕生(BIRTH) | 増田宏美名義で出された彼女の妊娠を記念して出されたアルバム。 お腹が大きくなって生まれる寸前までレコーディングが続けられた。 カバー曲など優しい癒される曲を中心に慈しむように優しく歌っている |
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1991 | Family | 長男が一歳になることを記念して出されたアルバム。 前作よりはかなり伸びやかに明るく、そして全曲オリジナルで構成された。 |