定番!「音楽と落語の会」 |
最もおすすめする立川志隆の会の定番コースです。前半音楽の部は、クラシックギターの演奏、あらかじめ録音した、自分のギター伴奏によるフルート演奏、そして時間に余裕がある場合には、ギター伴奏による歌、と盛り沢山の内容です。
特に好評なのは、童謡唱歌、年齢層に合わせたさまざまな曲を全員で歌えることです。これからはコンサートは「見てるだけ、聞いてるだけ、聴かされるだけ」ではダメだと考えます。私はお客様が主役のライブを目指しています。素晴らしい演奏を聞くのももちろん楽しいでしょうけれど、やはり他人がやっているのを見て聞いているより、自分がやった方がより楽しいと思うのです。極端な例えですが「他人がおいしそうに食べてるのを見ていても、味もわからなければ、腹もふくれない」のです。あくまでも皆で参加できて、楽しめる会を開催したいと願っています。
休憩後はお待ちかねの落語。といっても私は落語は素人ですから、あまり期待されても困るのですが…。ただ、年間200回以上公演をしてきた経験は、ダテではないようです。だまされたと思って一度聞いてみて下さい。結構だまされて、はまってしまった人が多いのです。
こちらも希望があり、お時間があれば「小咄体験」などというのも始めました。くどいようですが素人ですので、指導したり教えたりは出来ませんが、前に出て座ぶとんの上に座っていただき、「ここがどれほど孤独で厳しい場所か」ということを体験していただけます。特に子どもたちの会では、この体験コーナーは大好評です。そんな体験をした子どもの中から未来の落語家さんが出て来ないか…。実は密かに楽しみにしてるのです。
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ギター伴奏による歌の会 |
上記の「音楽と落語の会」の中の「皆で歌おう」というコーナーが大変好評で、ついにその部分だけ独立して開催することも出て来ました。
突然ですが、私はカラオケが嫌いです。何が嫌いかと言うと、まず歌っているのを誰も聞いてない、というのが腹立たしいです。自分の曲を選ぶのに一生懸命で、誰も聞いてないですよね。だったら自分の家でギター弾きながら歌ってた方が、よっぽど楽しいです。
最近、「子どもたちが友だちの家に遊びに行っても、皆で勝手に無言でゲームをしている」のと同じ状況のような気がします。
また、歌は伴奏に合わせて歌うものではないと思います。
そこで、ギター伴奏で皆で同じ曲を、大きな声で歌う、というこのコーナーがおすすめできる訳です。声を出すということは大変健康にも良く、皆で気持ちを合わせることで、連帯感、一体感が生まれ、会場内がなんとも言えない良い雰囲気になって行きます。お客さまの年齢層に合わせた選曲が可能なので、幼児から高齢者までどんなイベントでも対応できます。曲も事前にリクエストをいただいておけば、その曲を歌っていただけます。
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親子(祖父母と)で歌おう童謡唱歌 |
最近、この「童謡唱歌」が大変ないがしろにされ、小学校の音楽の教科書からはどんどんなくなるし、だいたい小学生の親たちがこういう曲を知らない場合がある。ビートルズも中島みゆきも良いですけど、やはり感性が豊かなこの子どもの時代に、日本の素晴らしい四季折々の曲を覚えて欲しい!
音楽はジャンルを問わず、素晴らしい物ですが、やはり日本には日本の四季折々の素晴らしい曲があり、メロディーがあり、歌があり、詩があり、こういう素晴らしい物が残されていることを、我々大人はもっと自信と誇りを持って、子どもたちに伝えて行く義務(言葉は適当でないかも知れませんが)があると思います。それを言葉がわからない、古い、などという愚にもつかない理由で、教科書からはずして行く人たちは何を考えているのでしょう!我が身を振り返っても、訳なんかわからずに歌っていた歌なんかいくらでもありますよ。
そこで、私としてはこんなに素晴らしいものを滅亡させてはいけないと思い(落語にも共通する考えですけど…)、このような会をご提案する訳です。特に祖父母と子どもたちの会がおすすめです。もし曲の中にわからない言葉や風俗が出て来た場合、その場で尋ねて解決できる、しかも実体験としてご存知の方が説明してくれるのですから、こんなに良いことはないと思います。
できれば三世代で参加してもらい、お父さんお母さんも覚えましょう。最近のシャカシャカいってるだけの訳のわからない曲と違って、日本語というのはこんなに豊かで、優しく、愛おしいものだということを、しみじみと感じていただけると信じています。
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親子で歌い継ぎたい日本の歌100選101曲を歌う会 |
昨秋、文化庁で「親子で歌い継ぎたい日本の歌100選」を公募して、その中から101曲が選ばれました。その101曲を一度に歌ってしまおうという企画です(選曲はこちらへ)。
もちろんすべてフルコーラスで、という訳には行きません(やってもても面白いかな、という気がしなくもないですが…)。1〜2番までという事で全曲を歌います。休憩含めて2時間半から3時間かかりますので、覚悟してお申し込み下さい。
これはぜひ、PTAの家庭教育学級などで、子どもたち、保護者、祖父母、地域の方、皆で一緒に歌ってみて欲しいです。伴奏はかなりキツいですが、がんばりますのでぜひ企画して下さい。
ちなみに101曲の選曲には、満足できない部分がありますので、私が個人的に「親子で歌い継ぎたい日本の100選に選ばれなかった素晴らしい日本の歌100選」を選びたいと思っています。
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特選!落語会 |
立川志隆を囲む環境も、初めて人前で落語をやった頃とは変化して来ており、本当に見よう見まねから、どんな方が聞いているかわからないまったく初めての場所でも、平気で落語を語れるようになってしまいました。これを馴れと呼ぶか、進歩と呼ぶか、いずれにせよ、世間にはだまされてくれる人がたくさんいる、ということがわかり、安心なような残念なような複雑な気持ちです。
自分の落語については、立川志らく師匠の稽古を受ける様になり、ある程度のレベル(まったくの素人よりは少しマシ)にいることがわかり安心しました。が、自分ではひとつも良いと思ってないので、あまりほめられたりすると、かえって心苦しくなったりするのです。お世辞に「プロにならないのですか?」などと聞いて下さる方もいらっしゃいますが、その気は毛頭ございません。そんなレベルでなし、根性もなし、ただひとつ、プロの落語さんと肩を張り合えると思えるのは「落語が好きだ!」という一点だけです。
この世にこんなに素晴らしいものがあるにもかかわらず、世間の評価は低く、かかわりも激減して滅亡の一途をたどっていることが許せないのです。そしてそれに気付いていない(気付きながら何もしてない)プロの落語家が多すぎる!一般人との接点をプロが作れない(作らない)のなら、何とが自分がやりたい、という思いで始めた落語が、こんなにたくさんの人に聞いていただき、喜んでいただけるようになるとは思っていませんでした。
現在の方向性は、正しいとは言い切れないかもしれませんが、決して間違えてはいないと自負しております。何をやっていても明日はどうなるかわからない時代に、こんなに素晴らしい物にめぐり合え、「落語」に対して、少しでも役に立ち、喜んで下さる方々がいることに、生きている意味が少しはあるのではないでしょうか?
幸いなことに、現在立川志らく師匠とその一門の方々と、一般の方々よりは近い所におります。そして私の方が一門のお弟子さんたちより、人前で落語をやる機会が増えています。やはり人前で落語を演じることが、何よりも勉強になると経験して来ましたので、ぜひお弟子さんたちにもその機会を作りたい、と切望しております。志らく一門のお弟子さんによる勉強会をぜひご計画下さい。できれば定期的に開催していただき、彼等の成長ぶりを皆で見守って下さい。そのご期待に応えられる、やる気も実力もある者を厳選して連れて行きます。どうか、よろしくお願い申し上げます。
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濱崎隆オリジナルライブ!/四十代をなめんなよ!四十代のためのライブ |
歌が下手で困ってます。考えれば考える程どうしていいか、わからない。歌うことが恐くなり、人前で歌うことが嫌になりました。「皆さん歌って下さい!」などと言ってるのも、自信のなさの現れです。
そんな会をくり返している時に、ある歌手の方と出会いました。その方は歌が好きで好きで、歌うことが楽しくて楽しくて、そんな気持ちが満ちあふれているのです。お話している内に、自分も歌い始めた頃、歌いたくて歌いたくて、どこでもいいから一曲でも、ワンコーラスでも歌わせて!と思っていた頃の事を思い出しました。技術がなくても、実力がなくても、そんな思いを伝えたい、と思っていた頃…。そんな気持ちをいつの間にかすっかり忘れていたことを、ようやく思い出しました。
そう気付いたとたん、歌いたくなりました。矢も盾もたまらず歌いたくなりました。当時(20年近く前)、ライブをやっていた頃に、オリジナル曲を200曲(と言っても人様の鑑賞に耐えるのは一割くらい…)近く作って、オリジナルだけでコンサートを開いていました。ぜひ、私の思いを聞いてみて下さい。
また、これは家元も、志らく師匠もおっしゃっているのですが、「変に若者にこびることはない。自分たちの歴史や歌を大事にした方がいい」と。私はちょうどフォークソングからニューミュージックに移項する頃に青春時代を迎えています。とても素晴らしい歌がたくさんあります。現代の曲なんて、覚えるどころか、聞こうという気さえおきないです。「落語もそう、童謡唱歌もそうですが、古かろうが何だろうが、良い物はいい!」同じ時代を共有している人たちと、自分たちの大事な歌を、一緒に歌いたいです。カラオケなんかでなく、ギターの生伴奏で一緒に歌いましょう!同年代の四十代の方々、老け込むにはまだ早い!たまには青春時代に戻って、あの頃の歌を歌いましょう!
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