落語滅亡へのカウントダウンが、速度を早めてきたようです。落語の滅亡はもはや避けられない現実となりそうですが、自分の大好きな落語を出来る限り、生き延びさせる方法はないものか?試行錯誤を重ねた結果、需要のある場所への良質な落語の提供と、新規ファンの獲得を考えるしかない、と自分なりに結論づけました。
 テレビから垂れ流される、「お笑い」と称する得体の知れないもの…。笑いをとれれば何をしても言っても許させるような、テレビ至上主義の現状…。「落語」の笑いはもちろん伝統というものの力はあるでしょうが、人を傷つけない「暖かい笑い」なのではないでしょうか?
 外へ遠出はできないけれど、身近で落語会があれば聞きたいという方に、その機会を与え、また「落語」なんて聞いたこともない、という若者に「生の落語」を聞いてもらい、100人に一人でも興味を持ってくれれば…。自分が落語を演じることがその手助けになるのかどうかは判りません。ただ、何もしないで文句を言っているよりは、行動した方がいいと思い、自分なりの活動をしています。一度「志隆」の落語を聞いてみて下さい。

▲荻窪「石濱亭」で奇数月第3土曜日に開催中。次回23回を数える「志隆」のホームグラウンド。 ▲西国分寺協同保育園をお借りして偶数月第3土曜日に開催中。観覧者募集中
▲新宿御苑「扇寿司」で不定期に開催中。マスターを始め、芸に詳しいお客様が多く、「志隆」の修行の場です。 ▲今まで、一度でも人前でやったネタ。ほとんどが「談志師匠」の写しです。覚えただけでも偉い!!

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