「ありがとう」平成二十年七月一日

一、いつもあなたは 優しいまなざしで
  みつめていてくれる どんなにつらい時でも
  そんなあなたを 笑顔にしたくて
  悩みながらも 同じ道 進んできただけ

   かなわぬ夢などないよ 
   思い続けている限り
   今日こそあなたに 伝えよう  ありがとう

二、そんなに悲しい 顔をしないでよ
  笑顔のあなたを ただ見ていたいだけ
  一緒にいる時間が 長すぎるから
  言葉に出さなくても 通じると思ってた

   かなわぬ夢などないよ 
   願い続けている限り
   今日こそあなたに 伝えよう ありがとう

   かなわぬ夢などないよ 
   信じ続けている限り
   今日こそあなたに 伝えよう ありがとう

「おめでとう」

一、お誕生日おめでとう 今日は素敵な日
  お誕生日おめでとう これからもよろしくね
  お誕生日おめでとう 大事なあなたのため
  今夜は街中 花束を あふれさせて歩こうよ

二、お誕生日おめでとう 一年に一度だけ
  お誕生日おめでとう どんな願いもかなう
  お誕生日おめでとう つまらない物ですが
  今夜は空中 星くずを ちりばめて踊ろうよ

  お誕生日おめでとう プレゼント開けてみて
  今夜は笑顔を ひとりじめ 夜明けまで歌おうよ

「さようなら」

一、当たり前のように 過ごしてきた日々が
  こんなにも大切だったと気づいた時
  別れの日が やって来ました

  わかり合えた日ばかりでは ないけれど
  君の事決して 忘れない
  それぞれの道を 歩きはじめる前に
  今日だけは思い出を 抱きしめて

  さようなら 通いなれた道
  さようなら 君がいた教室
  さようなら いつかまた 会えるまで
  今日 卒業 します

二、いつもすぐに見える 景色にかこまれた
  他愛なくくり返していた毎日が
  私たちの宝物でした

  振りかえってみるのは もっともっと後で
  今は前に一歩を 踏み出そう
  迷い悩み苦しんでも 道の向うには
  必ず明るい 未来がある

  さようなら 使いなれた窓
  さようなら 共に歌った仲間
  さようなら いつかまた 会えるまで
  今日 卒業 します

  いつかまたこの季節がめぐって来る頃に
  君とどこかで 会えるように
  会えない時間が たとえどんなに長くても
  必ず君と どこかで会える

  さようなら 伝えきれない思い
  さようなら この歌にたくそう
  さようなら いつかまた 会えるまで
  今日 卒業 します
  さようなら いつかまた 会えるまで
  今日 卒業 します

「横濱応援歌」

一、この港から 船は旅立って行く
  夢と希望乗せ 世界中の港へと
  丸い地球を ひと周り 恐れる物はない
  みんなの力を 合わせれば
  何でもできるんだ
   よこはま ガンバレ よこはま ガンバレ
   ぼくたちの港 私たちのふるさと

二、古い歴史と 新しい街並みが
  人を集わせ 微笑みを広げてく
  広い世界に 先がけて ぼくらにできること
  みんなの手と手を 取り合って
  笑顔で暮らすこと
   よこはま ガンバレ よこはま ガンバレ
   ぼくたちの港 私たちのふるさと

 いつかふるさと 離れても いつでも戻っておいで
 どんなに遠く 離れても
 いつまでも いつまでも 君は仲間さ

   よこはま ガンバレ よこはま ガンバレ
   ぼくたちの港 私たちのふるさと

   よこはま ガンバレ よこはま ガンバレ
   ぼくたちの港 私たちのふるさと

 

「FUNE」

一、船が(船が) 出るぞ(出るぞ)
  今夜(今夜) 港から(港から)
  熱い(熱い) 思い(乗せて)
  船は(船は) 出て行く(出て行く)
 
  遥か(遥か) 遠くの(遠くの)
  国へ(国へ) 港へ(港へ)
  みんな(みんな) みんなの(みんなの)
  夢と ともに
 
  船が(船が) 出るぞ(出るぞ)
  波を(波を) け散らして(け散らして)
  声を(声を) 高く(上げろ)
  船が出て行く
   
二、港(港) 離れ(離れ)
  進む(進む) 海原を(海原を)
  星は(星は) 空に(光る)
  船を(船を) 見守る(見守る)
 
  行くは(行くは) 世界の(世界の)
  果てか(果てか) 未来か(未来か)
  あふれ(あふれ) あふれる(あふれる)
  夢と ともに
 
  港(港) 離れ(離れ)
  進む(進む) どこまでも(どこまでも)
  行方(行方) 決めぬ(ままに)
  旅を続けよう

「未来を創る子どもたちへ」

一、青い青い地球 君たちに託す未来
  君たちは この青い空に
  どんな夢を 描きますか?
 
  偶然に めぐり会えた
  この街 この場所で
  小さな手のひら 重ねあい
  いつでも 君の そばにいるよ
 
  君の瞳に映る 明日への希望の光
  ともに歩こう 一歩ずつ
  明日を信じて
   
二、広い広い海原 君たちが歌うメロディー
  君たちは この広い海で
  どんな歌を 歌いますか?
 
  寂しくて 悲しくて
  どんなにつらくても
  涙の顔でふり返ろう
  ごらんよ 君は ひとりじゃない
 
  きっと明日は 今日より すこしだけ早く走れる
  ともに進もう この道を
  自分を信じて
   
三、遠い遠い星空 君たちが開く夢
  君たちは この遠い宇宙(ほし)に
  どんな願い 届けますか?
 
  思いきり 笑いあえて
  本気でけんかして
  何でもできると信じられる
  今を大切に 生きてごらん
 
  やまない雨などない 必ず晴れる日が来る
  ともに語ろう いつまでも
  未来を信じて

「横濱行進曲」

一、雨にぬれてる 時計の鐘が
  朝の港に しみ渡る
  風が流れる 大桟橋の 
  船の汽笛の 切なさよ
  引くに引けない 女の意地を
  笑うてくれるな 横濱(はま)の風
   横浜 馬車道 赤レンガ
   華やぐ笑顔が 似合う町

二、日ざしさえぎる 浜辺の木々に
  羽を休める 浜千鳥
  書いて破いて またしたためる
  手紙の文字が にじむ午後
  人の情けは 変わらぬものと
  教えてくれるか 横濱(はま)の空
   横浜 元町 中華街
   輝く明日に 出会う町

三、夜に咲いてる 路傍の花に
  愛しあの娘の 面影が
  会えぬ人とは わかっていても
  未練残すか 横濱(はま)の海
  生まれ育った この故郷に
  いつか必ず 錦を飾る
   横浜 伊勢崎 長者町
   人のぬくもり あふれる町

 「新たな旅の始まりに」

一、住みなれた街を 離れて
  今 この橋を渡る
  手を振る人たちに 見送られ 新しい旅が始まる

  あなたの笑顔に 包まれて
  本当に 楽しかったよ
  もっともっと 話したかったね
  いつまでも一緒に 歩きたかった

  あなたのいない この街で
  日々は 流れて行くけど
  決して 一人ぼっちじゃない
  旅は 始まったばかり

二、昨日と同じ 空の下
  今 この道を歩く
  語り尽くせぬ 思い出は 鞄の底に詰めて

  いつか又会えると 信じて
  さよならは 言わなかったよ
  もっともっと 強くなれたら
  必ずあなたに 会いに行きます

  今日から 歩き始める
  道は 遠く長くても
  今は 振り向いたりしない
  旅は 始まったばかり

  あなたと 二人歩いた
  雨に煙る 街並み
  決して 忘れたりしない
  旅は 始まったばかり
  旅は 始まったばかり

「父へ」

一、父へ
  いつも私の 味方でいてくれる
  「お前ががんばる 姿を見るのが
  一番うれしい」って
  慣れないメールへの 私からの返事
  手紙にしてみました

二、幼い頃は 泣き虫で
  いつも私を 抱きしめてくれた
  大きくて暖かな その手のぬくもり
  いつの間にか 泣きやんでた

  幼稚園の 発表会
  熱を出したけど 絶対行きたくて
  毛布に包まれて 背中におぶわれて
  大きな背中が 気持ちよかった

三、入学式は 雨だったね
  桜の花びらは 地面に落ちてても
  めったに見られない ネクタイと背広姿
  何だかちょっぴり おかしかったよ

  小学校から 中学へ
  素直に返事が 出来なくなってきて
  当たり前な事だと わかってはいたけれど
  なぜだかすべてが うるさくなった

四、高校生に なってからは 
  家に帰るのが 遅くなったから
  交わす言葉も 急に少なくなって
  もっと話を すれば良かった

  一人暮らしを 始めたのは
  大学二年の 秋になってから
  毎月家に帰る 約束守れずごめんね
  心配しないで 私 大丈夫

五、社会に出て 今さらながら
  言われていた事 やっとわかった
  自分がどれほど、大切に守られてたか
  思い通りに なんかならない

  つき合い始めて 半年たって
  初めて彼を 家に連れていった
  「良かったな」と笑いながら こっちに背中向けて
  涙ぬぐったの ちゃんと見てたよ

六、そしてこの日を 迎えました
  まだ自慢の娘には なれないけど 
  照れくさいのがまんして この言葉贈ります
  今日まで 本当に ありがとう

 「娘へ」

一、娘へ
  いつもお前を 見守っているよ
  自分の選んだ 道を進む 
  姿がまぶしくて
  慣れないメールへの お前からの返事
  とてもうれしかった

二、幼い頃は 泣き虫で
  いつも親のそばを 離れなかった
  小さくてやわらかな その手のぬくもり
  笑顔見るだけで 幸せだった

  幼稚園に 通い始めて
  毎朝行くのが いやだと言って泣いた
  今日は休みますと 先生に言おうねと
  連れて行かれ バスに乗せられた

三、入学式は 雨だったね
  体育館の椅子に ちょこんと座って
  小さな不安隠して 前をみつめる姿
  何だかちょっぴり 誇らしかった

  小学校から 中学へ
  いじめにあって 悩んでいたのに
  小さな胸痛めて 一人で闘い抜いた
  もっと早く 気づくべきだった

四、高校生に なってからは 
  家にいる時間が 短くなって
  何を考えて 何を悩んでいるのか 
  ちゃんと話を して欲しかった

  一人暮らしを 言い出したのは
  大学二年の 秋になってから
  もちろん信じてるよ 信じてはいるけれど
  心配な気持ち わかって欲しい

五、社会に出て 働き出して
  自分一人では 生きて行けない事
  多くの人に助けられ 支えられている事
  これから本当に わかって行くよ

  ある日突然 見知らぬ男を
  連れて来られて 彼だと言われても
  いつかこんな日が来ると 覚悟はしていても
  寂しいに 決まってんだろ!

六、そしてこの日を 迎えました
  もう幸せ祈るしか できないけど
  たとえいくつになっても どこに居てもお前は
  私の 自慢の 娘です

「故郷へ ふるさとへ」

一、田舎の道は 細く長く続く
  夏の日ざしは 強く 
  ジリジリとふり注ぐ 帰り道
 
  長い階段の 向うに
  神社の 森が見える
 
   祭りの櫓(やぐら)は まだ 
   三郎(さぶ)じいちゃんが 立ててるの
   そろそろ代わって やりたいけど
   今年も 帰れそうにない

二、田舎の空は 遠く高く続く
  川の流れは ゆるく 
  昔と変わらずに ゆったりと
 
  白い入道雲は 崩れて
  たんぼを渡る 風が見える
 
   祭りの囃子は まだ 
   季久江(きく)ばあちゃんが 吹いてるの
   たまにはゆっくり 話したいけど
   今年も 帰れそうにない

  帰ろうよ 故郷へ
  生まれ育った 故郷

   祭りの太鼓が 聞こえる
   懐かしい 思い出乗せて
   今でも夢見る あの頃へ
   今年も 帰れそうにない

「夏の終わりに残ったものは」

一、夏の終わりに 残ったものは
  書きかけの 日記帳
  読み終えた小説

  夏の終わりに 残ったものは
  ヒマワリの 種ひとつ
  ヒグラシの 無き声

   いくつもの夏が 通り過ぎても
   忘れられない あなたとの日々
  

二、夏の終わりに 思い出すのは
  子どもたちの 笑い顔
  長く伸びた影

  夏の終わりに 思い出すのは
  戻って来た 暑中見舞い 
  出合いと別れの朝

   思い思いの 夏が過ぎて行く
   それぞれの物語 追い越しながら 

   くり返す夏の ざわめきさえも
   色あせて見える 思い出の道

   いくつもの夏が 通り過ぎても
   忘れられない あなたとの日々

「お天気数え唄」

一、春は雪解け 春がすみ
  野原にひびく 鳥の声
  朝霧かかれば 晴れとなり
  西風吹いても 晴れとなる
  朝茶がうまいと 天気よし 天気よし
   春 夏 秋 冬 お天気数え唄

二、夏は梅雨明け 流れ星
  木々の合間に 蝉が鳴く
  羽ありが多いと 雨近い
  星のちらつき 雨となる
  暑さ寒さも 彼岸まで 彼岸まで
   春 夏 秋 冬 お天気数え唄

三、秋は夕焼け 舞う落葉
  すだく虫の音 しみじみと
  うろこ雲は 雨か風
  紅葉早いと 雪早い
  男心に 秋の空 秋の空
   春 夏 秋 冬 お天気数え唄

四、冬は粉雪 霜柱
  南へ向かう 雁の群れ
  初雪早けりゃ 根雪も早い
  北風つのれば 雪となる
  三寒四温で 春が来る 春が来る
   春 夏 秋 冬 お天気数え唄

「あなたの生まれた日に」

一、ハッピー バースディ
  ハッピー ハッピー バースディ
  今夜はあなたと 
  すてきな バースディ

  街が歌うよ 夜空を燃やして
  あなたの笑顔が はじけてこぼれる
  Um

   明日になったら 解けちゃう
   魔法を かけよう
   何でも願いを かなえる
   今夜 限りの 魔法

二、ハッピー バースディ
  ハッピー ハッピー バースディ
  今夜はあなたと 
  すてきな バースディ

  星が流れる 夜空を染めて
  あなたの笑顔に 
  追いつけますように
  Um

   明日になったら 覚めちゃう
   夢を 追いかけよう
   こんなに 楽しい 世界が
   ずっと 続くように

   明日になったら 消えちゃう
   星に 願い込めて
   みんなの笑顔が このまま
   ずっと 続くように

  ハッピー バースディ
  ハッピー ハッピー バースディ
  今夜はあなたと 
  すてきな バースディ
  今夜はあなたと 
  すてきな バースディ

「この古いスタジオで」

一、通い慣れた 道のりに
  四年の月日を 思い
  いつもと同じ 時刻に乗る
  赤いラインの 急行電車

  窓から見える 街並は
  季節ごとに 顔を変えて
  たそがれて行く 街の中に
  暮らす人たちの 足音が聞こえる

   駅の長い 階段を昇り
   交差点の 向う側
   石畳の道は 雨にぬれ
   バス停を過ぎ 入口の奥に
   いつもと変わらぬ 笑顔がある

二、重いドアを 押して入る
  スタジオの壁の カレンダー
  小さな字で 書き込まれてる
  赤いマークの 最終OA(オンエア)

  机の上の マイクに向かい
  その先にいる 人を想い
  精一杯に 伝えて来た 
  この古いスタジオに 見守られながら

   ギターの弦が 切れたことや
   汗まみれで 歌ったこと
   ここからすべてが 始まって
   今日で終わりを 向かえるけれど
   笑顔で告げよう さようならと

   駅の長い階段を昇り
   たどり着く スタジオで
   大切な想い 伝えた時間(とき)
   今日で終わりを 向かえるけれど
   笑顔で告げよう さようならと

「リスタート」

一、見渡す限り 荒れた大地
  失われた 光と希望
  そんな場所にも 一筋の道はできる

  歩き始める 者がいれば
  後に続く者が 現れ
  やがて 明るい光が
  あたりを 満たすだろう

   たどり着きたい 場所があるなら
   一歩を踏み出す 勇気を持て
   いま リスタート

二、うつむかないで 前を見つめ
  流れる汗を ぬぐいながら
  ただ ひたすらに 一筋の道を走る

  遠くはるかな ゴールめざし
  多くの人の 夢を背負い
  やがて 巻きおこる風が
  迷いを 払うだろう

   たどり着きたい 場所があるなら
   誰でも何度でも やりなおせる
   いま リスタート

   立ち止まるな
   あきらめるな
   自分を信じて

   流した涙は ムダにならない
   それは新たなる 夢の始まり
   たどり着きたい 場所があるなら
   一歩を踏み出す 勇気を持て
   いま リスタート
   いま リスタート
   いま いま リスタート

「夢を語ろうよ」

一、世界中の 子どもたちが
  明るい 笑顔に なれますように
  みんなの夢が かなうといいね
  キラキラ 輝く 瞳で語る
   そんな きみが 大好きだ

二、世界中の 子どもたちへ
  哀しみ 苦しみ あきらめないで
  もっともっと 話をしよう
  どんな未来を 夢見ているの
   笑顔の きみが 大好きだ

  ひとりひとりが 胸を弾ませて
  ワクワクできる 世界を創ろ
   夢見る きみが 大好きだ

「ラブレター」

一、街が落ち着きを 取りもどし
  吹き抜ける風が 冷たく凍える
  足早に 追い越して行く人の
  背中をただ 見つめてた
   あなたの 追いかける夢が
   いつか かなうように
   立ち止まって 願う
   空は少しだけ 哀しそう

  雪は天からの ラブレター
  私の思い あなたに届け
  白い粉雪 舞い踊る空
  降っては落ちる ラブレター

二、華やかに咲く 花壇の花より
  毎日歩く 景色の中の
  さりげなく 凛として咲く花の
  飾らない 姿が好き
   あなたに 呼びかける声が
   いつか 届くように
   低く垂れ込めた
   暗い空からも 光は差す

  雪は天からの ラブレター
  私の思い あなたに届け
  こらえきれずに こぼれる涙
  夜空に散って 雪となれ

  雪は天からの ラブレター
  私の思い あなたに届け
  白い粉雪 舞い踊る空
  降っては落ちる ラブレター

「桜色の街で」

一、くり返す季節は いつも通り
  何の戸惑いもなく 巡ってくる
  何気なく過ごした 大切な日々
  時の流れに 埋もれてく
   また春が来れば 忘れかけてた思いが
   二度と戻らない あの日に
   君が ささやいた言葉を いま
   はっきりと 思い出す

  落ちつきのない 空に浮かぶ
  淡い月の光に 照らされて
  桜色の風が 吹き抜けて行けば
  ちょっぴりだけ 春が 好きになれるかな?

二、穏やかな季節は さり気なく
  少しすました顔で 巡ってくる
  訳もなくはしゃいだ 大切な瞬間(とき)
  もうあの頃には 戻れない
   また春が来ても 代わりばえない毎日が
   当たり前のように 流れて
   君の 輝いた笑顔が いま
   少しずつ 薄れてく

  華やいだ街の 人ごみに 
  たった一人きりで たたずめば
  桜色の風に 優しく包まれて
  ちょっぴりだけ 春が 好きになれるかな?

  ちょっぴりだけ 春を 好きになれるかな?

「約束しよう」

一、今日で別れる友と 肩組みあって
  微笑みあい 語りあい
  時の立つのも 忘れた
  
  そんな日がいつまでも 続くと信じていた
  思い出は 心の奥にしまって
  未来に向かって 歩き出すんだ

  また いつでも 会えるよね
  桜の花散る 校庭で
   いつもとかわらぬ その笑顔に
   約束をしよう

二、新しい生活(くらし)が始まる
  この季節の中で
  巡りあい 信じあい
  共に励ましあった
  君のそんな優しさが 今はとても愛おしい
  照れくさくて言えない ありがとう
  いつかどこかで 君に伝えよう

  また いつでも 会えるよね
  桜の花散る 校庭で
   つないだこの手の ぬくもりを
   忘れずにいよう 
   忘れずにいるよ

被災地の皆様へ
私に出来る、唯一の事です。

こんな時期に簡単に「がんばれ」などという事は、無責任この上ない事は、充分わかっているつもりです。
それでも、私は大きな声で叫ばずにはいられません。「がんばれ」と。

「悲しみを乗りこえて」

一、どんなに つらくても 必ず明日は やって来る
  悲しみ 乗りこえて 立ち上がれる 日が来るさ

  肩落とす 後ろ姿に かける言葉など あるはずもなく

  この歌声が 風に乗り  君の所に 届くように

   がんばれ がんばれ がんばれ がんばれ がんばって
   がんばれ がんばれ がんばれ がんばれ がんばって

二、そんなに簡単に 顔を上げ 歩き出せなくても
  悲しみ こらえて 一歩だけ 踏み出して

  何にも 出来ないけれどたったひとつだけ 僕に出来る事

  この歌声を 風に乗せ 君の所に 届けよう

   がんばれ がんばれ がんばれ がんばれ がんばって
   がんばれ がんばれ がんばれ がんばれ がんばって

   がんばれ がんばれ がんばれ がんばれ がんばって
   がんばれ がんばれ がんばれ がんばれ がんばって