Paul McCartney

1970 James Paul McCartney 完全なホームレコーディング.ポールの音造りに対する繊細さはここではうかがい知れない.まさしく独りよがり.曲そのものはよい.
Another Day / Oh Woman Oh Why
1971 RAM メロディーメーカー・ポールの面目躍如.ボーカルのバリエーションも工夫が見られる.発売した頃は毎日の様に聞いて,コピーしまくり歌い込んだ.
1971 Wings Wild Life Wings結成直後の作品.荒い音造りだが,ポールの喜びが伝わってくる.
ボーナストラックの「Marry Had a Little Lamb」はシングルとは別テイク。
1973 Red Rose Speedway Wings名義だが,ポール個人の色が濃いアルバム.メロディラインの美しい曲が多い.このアルバムも当時聞き込んで,歌いまくった.
Hi,Hi,Hi / C Moon C Moonは英国では放送禁止
Band On The Run ポールお得意メドレー形式のタイトル曲からJet!など非常にロックとしてぶっ飛んだサウンドを展開している.Wings1のアルバム.
1975 Venes and Mars 格調高いWingsのロックアルバム.Paulらしさがあふれている.
1976 Wings at the Speed Of Sound Paul以外の作品はご愛敬.Paul作品はすばらしいPOPSである
Over America LP3枚組.すばらしい演奏だが,いかにも長すぎる.
1978 London Town 淡々として少し地味な印象
1979 Back To The Egg バンドが壊れそうになって「卵に帰れ」と叫ぶポール。10年前にも同じことが・・・
1980 McCartney II 来日直後に麻薬所持で逮捕され強制送還.その後発表されたアルバム.Wingsに決別し,再びソロに戻ったという意味.サウンドはテクノに走る.
1982 TUG OF WAR Johnの衝撃的な死後,Paulは原点の英国サウンドに戻ろうとした.
イギリスらしい香りを持った作品.スティービーワンダーとの競作なども自分回帰の一環か.
1983 PIPES OF PEACE TUG OF WARの流れをくんではいるが,マイケルジャクソンとの競演などだいぶ華やかさが増した.リンゴのドラムがぴったりくる.
1984 Give My Regards To Broad Street 映画のサウンドトラック盤.ビートル時代の曲が懐かしい.映画は歴史的価値しかない
1986 PRESS TO PLAY メロウサウンドに偏りすぎた感あり.印層薄い.
1987 all the best ! メロディメーカーとしての面目躍如。
1989 FLOWERS IN THE DIRT エルビスコステロとのコラボレーションが見事に成功したアルバム.聞けば聞くほど味がでる.
1990 Tripping The Live Fantastic ビートルズ時代の曲を積極的に取り入れ、楽しめる。
1991 UNPLUGGERD(The Official Bootleg) MTVアンプラグド出演時の録音。「公式海賊版」とサブタイトルが付いている。
1993 Off the ground フラワーインザダートを引き継いではいるがいまいち吹っ切れていない。
Diana Tribute Paulが「little willow」を提供
1997 Standing Stone 重苦しいサウンド
Wide Prairie Rindaの追悼アルバム.
1997 Flaming Pie 何か悲しみに満ちている
1999 RUN DEVIL RUN 50年代60年代のロックンロールを楽しそうに歌っているが、彼の一面でしかない。
2000 liverpool sound collage サウンドコラージュ版。音楽ではない。音楽を絵のように描いている。
2001 DRIVING RAIN メッセージ性の強いアルバム
2003 Back In the world Back In th USを補強したアルバム。大阪公演も収録。
2005 Chaos And Creation In The Back Yard Paul完全復活!美しいメロディーラインも戻った。